2月14日大阪でドローンを活用して飛行機の点検を行う実証実験が行われました。
全日空の飛行機が飛行途中に雷に打たれたことを想定して、ドローンのカメラで損傷を確認するといものです。
飛行機が雷に打たれることなんてめったにないだろうと思っていたのですが、なんと全日空の飛行機では年に300件ほど雷が落ちるそうです。
そのたびに作業員がゴンドラに乗り目視で損傷を確認するため2時間ほどかかるようです。そのため次の便が遅れたり、最悪欠航になるケースもあるようです。
そこでドローンを活用することで、機体の損傷を確認する時間を短縮しようという狙いです。
今回の実験ではあらかじめ撮影箇所をプログラムしており操縦不要ということで、作業時間はわずか10分で終了しました。
2時間かかった作業が10分でできるということになればかなりの時間短縮につながります。便の遅れや欠航などの問題も解決できるのではないでしょうか。
これから本格的な検証作業を開始し、数年後を目標に導入を進める方針です。