ドローンの許可を受けるのに資格は必要か?

ドローンについて

よくある質問で「ドローンの許可や承認を受けるときに資格は必要ですか?」というものがあります。電話でお客様と話していると2人に1人ぐらいのペースでこのような質問を受けますので、多くの人が気になっているのではないでしょうか。

ドローン申請に資格は不要

ドローン申請に資格は不要です。資格を持っていなくてもドローンの申請をすることができ、許可や承認をうけることができます。

10時間以上の飛行経験は必要

ドローンの申請をするために資格は必要ありませんが、飛行経験は必要です。具体的には10時間以上の飛行経験が必要になります。確認方法は自己申告制になっています。

夜間飛行、目視外飛行の承認には飛行経験が必要

人口集中地区での飛行や30m未満での飛行などでは10時間以上の飛行経験が必要であればOKですが、夜間飛行や目視外飛行の承認を受けるときには夜間飛行と目視外飛行の飛行経験があることが必要です。

これについては具体的に何時間以上とは定められていません。安全にドローンを飛ばすことができる程度には飛行経験が必要かと思いますが、飛行時間1時間で申請しても承認をうけることは可能です。

夜間飛行や目視外飛行の飛行練習は室内がオススメ

夜間飛行と目視外飛行の承認を受けるためには飛行経験が必要ですが、そもそも承認をうけずにこのような飛行方法でドローンを飛ばすことは航空法違反です。

自分の家の庭なら大丈夫だと考える方がいるかもしれませんが、それも実は違反になってしまいます。飛行方法が夜間飛行、目視外飛行であれば自己所有の土地でも違反扱いになります。

じゃあどこで練習すればいいのかというと、一番のオススメは室内です。室内は航空法が適用されませんので自由に練習することができます。他にもゴルフ練習場のような四方がネットなどで囲まれている場所なども航空法の適用を受けませんのでえ練習することができます。近くにドローン練習場などの場所があればそこを利用するのもいいかもしれません。

ドローンを飛行させるための知識と能力が必要

飛行経験のほかにドローンを安全に飛行させるための知識や能力が必要になります。例えば、航空法や気象についての知識、ドローンの点検方法などの知識、ドローンの基本的な操縦の能力などが必要になります。

確認方法は飛行経験と同じで自己申告になります。

まとめ

ドローンの許可や承認を受けるために資格はいらないが、飛行経験や安全に飛行させるための知識や能力は必要なります。

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